製品の特徴
Kamvas Pro 27 (144Hz)はGen 3シリーズの商品ですか。
はい、その通りです。Kamvas Proシリーズの第3世代ディスプレイを指します。詳細はこちらをクリックしてください。
Kamvas Pro 27 (144Hz) と Kamvas Pro 27 との相違点
両モデルは同じ製品世代に属しており、基本仕様はほぼ同じですが、以下の点が強化されています:
- Kanvas Glass 3.0:アンチグレアに加え、指紋防止コーティングを追加し、ガラスの清潔さと透明度を向上。
- リフレッシュレート 144Hz:より滑らかな描画体験。
- 色精度の改善:ΔE が1より低い の高精度な色再現。
- OSDモードの拡張:Display P3、白黒モード、追加ガンマカーブオプション。
- 付属品のアップグレード:Keydial Mini K20 → Keydial Remote K40、標準DPケーブル、G1カラーキャリブレーターを同梱。
比較表
項目 Kamvas Pro 27 GT2701 Kamvas Pro 27 (144Hz) GT2702 解像度 4K UHD
3840 × 21604K UHD
3840 × 2160画素密度 163PPI 163PPI リフレッシュレート 60Hz 30-144Hz 応答時間 14ms(標準値) 5ms(標準値) 色精度 ΔE < 1.5(工場出荷時キャリブレーション済) ΔE < 1(工場出荷時キャリブレーション済) 色域 99% sRGB
98% Adobe RGB
97% DCI-P399% sRGB
98% Adobe RGB
98% DCI-P3
98% Display P3カラーモード sRGB
Adobe RGB
DCI-P3sRGB
Adobe RGB
DCI-P3
Display P3
白黒モード表示色 16.7M(8bit) 16.7M(8bit) アンチグレアガラス 第2世代
反射防止、粒状感防止、干渉防止第3世代
反射防止、粒状感防止、干渉防止、指紋防止コーティングペン技術 PenTech 4.0
(PW600/PW600S)PenTech 4.0
(PW600/PW600S)筆圧レベル 16,384段階 16,384段階 カーソル傾き補正 対応 対応 マルチタッチ 10点マルチタッチ対応 10点マルチタッチ対応 重さ 8 Kg 7.2 Kg 付属品 Kamvas Pro 27、Keydial Mini、ペンPW600、ペンPW600S、ペン先PN06*5、フェルトペン先PN06F*5、ペンボックス、USB-C to USB-C ケーブル、HDMI ケーブル、USB-A to USB-C ケーブル、電源アダプター 、DC電源コネクタ、グローブ、クリーニングクロス、クイックスタートガイド、カラーキャリブレーションレポート Kamvas Pro 27 (144Hz)、Keydial Remote、ペンPW600、ペンPW600S、ペン先PN06*5、フェルトペン先PN06F*5、カラーメーターG1、ペンボックス Keydial Remote、USB-C to USB-C ケーブル、HDMI ケーブル、USB-A to USB-C ケーブル、DP ケーブル、電源アダプター 、DC電源コネクタ、グローブ、クリーニングクロス、クイックスタートガイド、カラーキャリブレーションレポート
ハードウェアキャリブレーションの利点
出荷前に3D LUTによるハードウェアキャリブレーションが施され、キャリブレーションレポートが付属。色精度の長期保持が可能で、再調整の頻度を減らし、平均ΔE < 1の色差を実現します。
Kamvas Pro 27 (144Hz) のカラーモード
Kamvas Pro 27 (144Hz) は以下の色モードに対応しています:
Native、sRGB、Adobe RGB、DCI-P3、Display P3、白黒モード、USERモード(OSDメニューで調整可能)
- Native:制限なしの色域で鮮やかな色表現
- sRGB/Adobe RGB/DCI-P3/Display P3:各標準色域に制限
- 白黒モード:グレースケールの確認や読書に便利
USERモード:G1キャリブレーションセットによるカスタム調整
Kamvas Pro 27 (144Hz) の画面に保護フィルムがついてありますか。保護フィルムを貼る必要ですか。
いいえ、保護フィルムがついてありません。Kamvas Pro 27 (144Hz)の画面には反射防止加工が施された第3世代AGアンチグレアガラスが搭載されています。 この上に保護フィルムを貼る必要がありませんので、保護フィルムがついてありません。
G1カラーメーターのキャリブレーションセットとは?
Huionが開発したG1カラーメーターとGTColor(ソフトウェア)で構成され、Kamvas Pro 27 (144Hz) に1D LUTハードウェアキャリブレーションを提供します。
G1カラーメーターの使用タイミング
出荷時に厳密なキャリブレーションが施されているため、12〜18ヶ月使用後にG1カラーメーターで再キャリブレーションすることを推奨します。使用前にOSDモードをUSERモードに切り替えてください。
第3世代AGアンチグレアガラスの改善点
第2世代アンチグレアガラスの特性(反射防止、粒状感防止、干渉防止)に加え、指紋防止コーティングを追加します。画面のぼやけを改善し、ガラスの透明度を14%向上させています。参考ページ:第3世代AGアンチグレアガラスの改善点
Kamvas Pro 27 (144Hz) はタッチ入力対応可能か?
Kamvas Pro 27 (144Hz) は10点の静電容量式マルチタッチに対応できます。画面右上のスライドボタンでオン・オフ可能です。 ※macOSではドライバーのインストールが必要です。
Huion PenTech 4.0とは何ですか。
Huion独自のHV200チップにより、筆圧感知レベルを16,384段階に強化し、2gの初期筆圧から500gまでの力に対応し、より滑らかな線描写が可能です。
追加機能:
- 傾き自動補正:角度に関係なくカーソル位置がずれない
- ペン先サイズの縮小:描画時の視界を妨げない
- 低リトラクション距離:筆圧によるペン先の沈み込みを0.35mmに最適化
その他の特徴:
- ペン芯の選択:標準芯と摩擦感のあるフェルト芯
- 傾き認識:対応ソフトで鉛筆やブラシのような描写が可能
付属ペンの種類
ファンの騒音について
Kamvas Pro 27 (144Hz) にはファンが搭載されていないため、騒音の心配はありません。
スタンドの有無
本体に20°のスタンドが内蔵されています。背面には100×100 VESAマウントもあり、以下のスタンドが推奨されています:
USB-Cケーブルの付属
1.8mのフル機能USB-Cケーブルが標準で付属。他社製ケーブルも使用可能ですが、USB 3.1 Gen 1およびDP1.2規格に準拠している必要があります。
ケーブルの長さ
USB-C to USB-C:1.8m
USB-C to USB-A:1.8m
HDMIケーブル:1.8m
DPケーブル:1.5m
電源アダプター+電源ケーブル:1.1m+1.5m
USB-C to USB-A:1.8m
HDMIケーブル:1.8m
DPケーブル:1.5m
電源アダプター+電源ケーブル:1.1m+1.5m
他社製USB-Cケーブルの使用
USB 3.1 Gen 1およびDP1.2規格を満たしていれば、他社製ケーブルでも接続可能です。
設定と使用
PCとの接続は必要ですか?
はい、Kamvas Pro 27 (144Hz) は液晶ペンタブレットであり、PC、ノートPC、またはAndroid端末との接続が必要です。
接続方法(PC/Mac)
以下の3通りの接続方法があります:
- USB-C to USB-Cケーブル+電源ケーブル
- HDMIケーブル+USB-A to USB-Cデータケーブル+電源ケーブル
- DPケーブル+USB-A to USB-Cデータケーブル+電源ケーブル
電圧
Kamvas Pro 27 (144Hz) は220〜240Vに対応しています。
Kamvas Pro 27 (144Hz) をセカンドモニターとして使用できますか?
はい、Kamvas Pro 27 (144Hz) はセカンドモニターとして使用可能です。Windowsでは「複製モード」または「拡張モード」、Macでは「ミラーモード」または「拡張モード」を設定してください。詳しい手順は以下のガイドをご参照ください:
Kamvas Pro 27 (144Hz) が10bit画像を表示できないのはなぜ?
10bitカラーを表示するには、DPケーブルまたはフル機能のUSB-C to USB-Cケーブルで接続する必要があります。変換アダプター/変換ケーブルを使用すると、10bit画像を表示できないことがあります。
Kamvas Pro 27 (144Hz) の解像度を設定する
画面解像度の調整方法については、液晶タブレットKamvasの解像度を3840 x 2160/2560 x 1440に変更する方法をご参照ください。
画面右上のボタン
画面右上にはスライドボタンと電源ボタンがあります:
スライドボタン:タッチ入力のオン/オフを切り替えます。
電源ボタン:短押しで画面のオン/オフ、長押し(3秒)でOSDメニューを表示します。
Kamvas Pro 27 (144Hz) の色空間や明るさを変更する
OSDメニューの調整方法については、Kamvas Pro 24 (Gen 3)OSDメニューの調整方法をご参照ください。
PW600とPW600Sのサイドキーを個別に設定するには?
Kamvas Pro 27 (144Hz) のドライバーは、使用中のペンを自動認識し、各ペンに対して個別に機能を設定できます。手動でペンを選択して設定することも可能です。
白黒モードに素早く切り替える
V20ドライバーでは、ペンのショートカットや仮想キーボードを使って、白黒モードと他の色モードを素早く切り替えることができます。 ※付属のK40リモコンにはワンクリック切り替え機能は現在対応していません。
G1カラーメーター+GTColor(ソフトウェア)を使ってKamvas Pro 27 (144Hz) をキャリブレーションする
画面のキャリブレーション手順については、専用のガイドをご参照ください。
G1カラーメーターで色をキャリブレーションすると、OSDメニューのプリセットに影響しますか。
いいえ、OSDメニューには「USERモード」があり、G1カラーメーターで調整した結果はこのモードに保存されます。既存のsRGBモードなどのプリセットには影響しません。
タッチ入力のオン/オフ方法
タッチ入力を切り替えるには、画面上部にあるスライドボタンをご使用ください。このボタンがタッチ入力のスイッチとして機能します。
Photoshopでマルチタッチが機能しない場合の対処方法
以下の手順で設定をご確認ください:
- Photoshopを開き、「編集」→「環境設定」→「パフォーマンス」をクリックします。
- 「グラフィックプロセッサーを使用」にチェックを入れてください。 ※このオプションが有効になっていないと、マルチタッチが機能しません。
ペンとカーソルの位置合わせ方法。
各ペンディスプレイは出荷前にカーソル位置のキャリブレーションが行われていますので、手動での調整は推奨されません。 ただし、必要な場合は、ドライバー設定内の「作業エリア」から「モニターキャリブレーション」ボタンをクリックし、画面の指示に従ってキャリブレーションを行ってください。参考ページ:ペン先とポインタ(カーソル)の位置がずれている場合、どうすればいいですか。
交換用ペン先の保管場所
交換用ペン先はペンホルダーの中に収納されています。標準芯が5本、フェルト芯が5本付属しています。ペン先を取り外すためのクリップもペンホルダーに同梱されています。
Kamvas Pro 27 (144Hz) の画面を正しく清掃する方法
画面の清掃方法については、液晶タブレットを清掃する方法をご参照ください。
ドライバーとファームウェア
Kamvas Pro 27 (144Hz) の最新ドライバーはどこで入手できますか。
最新のドライバーやユーザーマニュアルは、Huion公式サイトからダウンロードできます。 すでにHuionドライバーをインストール済みの場合は、設定画面からアップデートの確認が可能です。 また、製品の最新ファームウェアを更新するためのファームウェアツールも公式サイトで提供されています。
Kamvas Pro 27 (144Hz) のドライバーインストール方法
以下のリンクから、各OSに対応したインストール手順をご確認ください:
交換性
Kamvas Pro 27 (144Hz) に対応するアクセサリー
対応オペレーティングシステム
Kamvas Pro 27 (144Hz)は以下のOSに対応しています:
Windows 10 以降
macOS 10.12 以降
Android 6.0 以降
Linux(Ubuntu 20.04 LTS)