デュアルディスプレイの設定方法【Windows OS】(複製/拡張)

液晶ペンタブレットは、一般的なモニタにペンタブレットの機能が搭載された製品のため、すでにモニタが1台繋がっているパソコンに接続した場合は、 2台目のモニタとして動作します。使用目的に合わせて、2台目のモニタの表示方法をお選びください。

ご注意:左利き用に設定する前、ディスプレイの拡張を設定することが必要です。もしディスプレイの拡張を設定しない場合、パソコンのモニターの画面が上下逆になります。

左利き向けの設定は下記のディスプレイの拡張を設定した後、こちら記事液タブ/板タブ向きを設定で変える方法(左利き用に設定) でご参考してください。 

①複製

複製はPCモニターと同じ画面を、液タブにも映し出す設定です。 

②拡張

拡張はPCモニターと液タブを、1つのモニターとして画面を拡張する設定です。デュアルディスプレイはモニターを拡張して、2つのモニターを別々に使える設定です。これが便利なのは、PC画面でアニメなどを見ながら液タブで絵を描くことできる点にあります。

複製の設定方法

■Windows 11の場合

デスクトップを右クリック、ポップアップ表示されるメニューから「ディスプレイ設定」をクリックします。ディスプレイ選択エリアにあるリストから「表示画面を拡張する」または「表示画面を複製する」どちらかお好みの表示方法を選択します。

1.windows11_1_jp.png

2.windows11_2_jp.png

■Windows 10の場合

デスクトップ(壁紙)部分で右クリックし[ディスプレイ設定]を選択します。
画面下部の「複数のディスプレイ」欄から「表示画面を拡張する」または「表示画面を複製する」どちらかお好みの表示方法を選択します。

3.windows10_jp.png

■Windows 7の場合(Windows 8、8.1もこちらをご参考ください)

コントロールパネルのディスプレイから「解像度の調整」、またはデスクトップ上で右クリックすると表示される「画面の解像度」をクリックします。画面下部にある 「複数のディスプレイ」から 「表示画面を複製する」 または 「表示画面を拡張する」 どちらかお好みの表示方法を選択します。

4.windows7_jp.png

キーボートで操作

キーボートでの[Windows キー]+[P]を同時に押してください。セカンドスクリーン表示モードの選択画面が表示されます。[複製]を選択し、画面表示を切り替えます。 

拡張の設定方法:

■Windows 11の場合

デスクトップを右クリック、ポップアップ表示されるメニューから「ディスプレイ設定」をクリックします。ディスプレイ選択エリアにあるリストから「表示画面を拡張する」を選択します。
noinputsignal_win11-1.png

noinputsignal_win11-2.png

■Windows 10の場合

デスクトップ(壁紙)部分で右クリックし[ディスプレイ設定]を選択します。
「マルチディスプレイ」→「複数のディスプレイ」のプルダウンメニューから「表示画面を拡張する」を選択します。

noinputsignal_win10-1.png

noinputsignal_win10-2.png

キーボートで操作

キーボートでの[Windows キー]+[P]を同時に押してください。セカンドスクリーン表示モードの選択画面が表示されます。[拡張]を選択し、画面表示を切り替えます。 

「複数のディスプレイ」の項目で、「表示画面を拡張する」を選択し、画面表示を切り替えます。 ディスプレイの画面で「1」「2」の番号があります。この中の一つは液タブです。液タブの方を選択し、下の方にスクロールして「マルチディスプレイ」の設定項目の中に「これをメインディスプレイにする」という表示があるので、チェックボックスをクリックします。

ご注意:液タブの番号を確認したい場合には、「識別」ボタンをクリックします。これでモニター(ディスプレイ)の番号が確認できます。

上にメインモニター(メインディスプレイ)下にノートパソコンを置いている配置などなら、上下に配置も可能です。使いやすい位置関係になるように調整をしてみましょう。左右に配置もできます。

5.もしガーソルがパソコンのモニターにしか表示されますが、液タブの方で表示されない場合、液タブの作業領域を設定する方法を参考し、液タブの作業領域を設定してみてください。

イラストしたいとき、ガーソルが片方のモニターしか表示されない場合

操作手順はこちら:

1.イラストソフトのウインドウをもう一つのモニタがある方向にドラッグします。(こちらの環境では画面左です。)

2.液タブ画面端を越えもう一つのモニタまで行きます。

3.好きな場所に配置して好きな大きさに調整すれば完了です。

この新規ウィンドウの方法を使うと絵を描く時、複製したウインドウを絵の全体が見えるように調整すれば、一方のモニタで絵の拡大して描き、もう一方のモニタでは絵の全体を見ながら描く事ができるので絵のバランスが取りやすくなり便利です。

拡張画面でマウス移動可能な位置の制限 

マルチディスプレイの設定で「表示画面を拡張する」を選択すると、左右のモニターをマウスポインターが自由に行き来できるようになりますが、拡張画面でマウス移動可能な位置を制限したことがあります。

下図は左側にメインモニター「1」、右側にサブモニター「2」が配置された一般的によくある設定例です。マウスポインターが2台のモニター間を自由に行き来できるのは2つの四角形(モニター)の辺がくっついている箇所です。

普段使用している環境は下図のようになります。1よりも2の四角形が少し小さいのはメインモニターとサブモニターの解像度が異なるためです。こういったケースでは、1の右辺と2の左辺がくっついていない位置(下図の赤い斜線が引いてあるところ)からはマウスポインターを2側に移動することはできません。逆に、サイズの小さい2の側からは左辺のどこからでも1に戻れます。 

実際のモニター上ではどのような動きになるかというと、1から2へ移動したい時は1の右辺上部から右方向にマウスを動かします。通り抜けたポインターは、2の左辺下部から現れます。 2から1へ戻す時は、2の左辺下部から左方向にマウスを移動します。通り抜けたポインターは、1のモニターの右辺上部から現れます。下図は1を2の真下に持ってきた状態ですが、1から2に移動する時は上方向にマウスポインターを動かすと2の下辺から現れます。2から1に戻す時は下方向にマウスポインターを動かすと1の上部から現れる、という動きになります。 


他に何か不明点がございましたら、サポートセンター[email protected]まで連絡ください。引き続きよろしくお願いします。(*´∀`)

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