QLEDとは?

➊QLEDとは? 

QLEDとは液晶タブレットの表示パネルの方式の一種です。

➋OLEDの利点とは?

現在、液晶タブレットに使用される表示パネルの方式は、大別すると「液晶(LCD)」と「有機EL(OLED)」の2種類があり、液晶と有機ELにはそれぞれの特徴があります。最終的な画質は各製品によりますが、大まかには以下のようなことが言えます。 

【液晶(LCD)】 映像が明るめに表示される。製品が豊富で、希望の画面サイズや予算に合った製品を選びやすい  

【有機EL(OLED)】 黒が引き締まり、暗室でコントラストの高い高画質な映像が得られる。動画解像度や視野角特性も液晶より有利。 

今回ご紹介する「QLED」は、方式としては完全な液晶タイプです。QLEDは、「量子」と「LED」という言葉を組み合わせたものです。 つまり「Quantum Dot(量子ドット)」の頭文字「Q」とLEDを合成して「QLED」と命名されております。

➌QLEDの方が更によいの理由

QLEDが採用されている液晶タブレットは色の精度が高く、よりリアルな色を表示できます。 画質は通常のものよりも優れているということです。なんで? 

QLEDがLCDやLEDよりも優れている最も重要な理由は光漏れがなく完全な黒レベルを表示できるという事実です。QLEDは、量子ドットと呼ばれる高度な画面技術を使用しており、同じサイズと品質の他のテレビの画像よりも画像を明るく鮮明に見せます。

➍量子ドットとは?

量子ドット (quantum dot) とは、約 10~20 nm 以下の半導体や金属ナノ粒子で、有機小分子や蛍光タンパク質とは異なる光学特性を示す材料です。 何が凄いって、その光学特性が単純に粒子サイズで制御できてしまうという点です。量子ドット(Quantum Dot)技術は、カラーディスプレイの映像をより明るく色鮮やかに改善しつつ、低消費電力も両立する、画期的な新技術で、4Kハイエンドモデルを皮切りに、ミドルクラスの製品まで広がりを見せています。(参考ページ:量子ドット - Wikipedia

QLEDでは、青色光を粒子に当てて色の波長を変換する仕組みのため、高純度の色(R・G・B成分)を再現することができます。 従来の液晶では、フィルターを光が通過する際に、どうしても無駄になる光の割合が多くなりますが、対するQLEDは、バックライトの光源として青色LEDを用い、「量子ドット/Quantum Dot」技術による波長変換を行うことで、一般の液晶パネルと比べて、より豊かな色再現と低消費電力を実現でき、光のロスが少ないため、明るくて色の再現性にも優れているとされているものです。QLEDが採用されている液晶タブレット は、驚くほど美しい画像と優れた価値を求める人々にとって望ましい選択肢です。 


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