新しいペンの感圧が逆になる事象

症状

ペンの感圧設定がおかしいです。ペンを近づけてポインターが表示された瞬間に感度が最大になり、ペンを強く押し込むと感度が最小になります。筆圧が逆になったり、正しく動作しなかったりします。

ペンの筆圧が逆になるのはなぜ? 

この問題は、互換性のないペンを使用した場合によく発生します。

Huionのペンタブレットや液晶タブレットは、製品ラインごとに異なるペン技術を採用しています。ハードウェアの進化に伴い、新しいペンは古いデバイスと互換性がない場合があり、逆もまた然りです。タブレットが対応していないペン技術のペンを使用すると、筆圧が逆になる、または反応しないといった問題が発生する可能性があります。

Huionのペン技術

Huionでは、性能と互換性を向上させるためにペン技術を進化させてきました。以下はその概要です:

PenTech 3.0(Kamvas 13、Kamvas 22、Kamvas 22 Plusに使用)

  • センサー位置が低く(3.5mm vs. 6mm)、待機距離が短縮(0.3mm)

  • 精度向上のためのペン先形状の最適化

  • 紙のような描き心地を実現するフェルト芯に対応

  • 参考ページ:HUIONペンタッチ技術(PenTech)

PenTech 4.0(Kamvas Pro 19、Kamvas Pro 27、Kamvas 13/16 Gen 3に使用)

問題の解決方法

  • ペンタブレットに対応できるペンモデルを確認  デバイスのマニュアルやHuion公式サイトで、対応するペン技術を確認してください。 例:Kamvas Pro 19はPW600/PW600S(PenTech 4.0)に対応、Kamvas 22 PlusはPW517(PenTech 3.0)に対応。
  • ペン技術世代の混在を避ける  異なるPenTech世代のペン(例:PenTech 4.0のペンをPenTech 3.0のタブレットで使用)では、正常に動作しない可能性があります。

  • ドライバーの更新(該当する場合)  ドライバーの更新で互換性が改善される場合もありますが、ハードウェアの不一致は正しいペンの使用が必要です。

サポートに問い合わせる  

どのペンが自分のデバイスに適しているか不明な場合は、Huionのカスタマーサポートjapan.cs@huiontablet.comお問い合わせください。 

まとめ

技術革新が進む中で、古いハードウェアが新しいアクセサリと互換性を持たなくなることがあります。購入前に必ずペンの互換性を確認し、最適なパフォーマンスを確保しましょう。



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