Kamvas Pro 16 (4K)/Kamvas Pro 16 Plus (4K)//Kamvs Pro 24(4K)を使用する場合、液タブの解像度を3840×2160 (16: 9)に設定することができます。普段よく見えるフルHDの1080pよりも画質が上がります。4Kモニターのような高解像度モニターを使えば、デスクトップ上の作業スペースが広がって作業効率も上がります。
しかし4Kモニターを使用すると、画面サイズに制限があるため、こうした高い解像度のディスプレイを採用したものでは、「ドットピッチ」と呼ばれる1インチの長さ当たりのドット数(単位はdpi)で表されるピクセル密度(画素密度)が高くなってしまう。そのため、パソコンのモニターで表示される文字サイズでは、文字が小さく表示されてしまい、読みにくいということが生じる時があります。(下図のように)
この問題を解決したい場合、以下の方法でおためしてみてください。
目次
Windows OS
対処1: 表示スケールを変更する
Windowsではディスプレイの表示スケールを拡大/縮小することで、文字やアイコンなどのサイズを変更できます。
ただし、表示スケールを拡大しすぎると画面に表示される情報量も少なくなる点に注意してください。表示スケールを調整して文字を見やすいサイズに変更するには、以下の手順で操作します。
- 「Windowsマーク」をクリックして「設定」を選択します。
- 設定ウィンドウが開いたら、「システム」をクリックします。
- 左ペインの「ディスプレイ」をクリックします。右ペインの「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」のセレクトボックスをクリックして「倍率」を選択します。現在より大きい倍率を選択すると、文字のサイズが大きくなります。
マルチディスプレイの場合、「ディスプレイの選択と整理」欄で選んだディスプレイに対して設定が反映されます。
マルチディスプレイの場合、設定を変更したいディスプレイを選択する。ここでは「ディスプレイ2」が選択されている。- 「拡大縮小とレイアウト」欄にある「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」のプルダウンリストで、拡大率を選択すると、選択したディスプレイの表示スケールのみ変更される。
- 異なる解像度のディスプレイでマルチディスプレイを構成している場合、各ディスプレイの表示スケールを調整することで、文字の表示サイズを合わせてウィンドウを移動させても表示サイズが大きく変わらないようにできる。
- 倍率を変更するとその場で表示スケールが変更されます。見やすいと感じるサイズに変更してください。
- 「表示スケールの詳細設定」をクリックします。
- 「アプリが鮮明に表示されるようにWindowsにより修正を試す」のスイッチを「オン」に変更します。
- 「カスタムスケーリング」に値(100〜500)を入力することで、任意の倍率に変更することもできます。カスタムスケーリングを設定した場合は、再サインインすると設定が反映されます。以上の手順で、表示スケールを調整して文字を見やすいサイズに変更できます。
対処2: システムの文字サイズを大きくする
Windowsにはエクスプローラーや設定画面などのシステムのテキストサイズを変更する機能が実装されています。
表示スケールの拡大/縮小は、テキストだけでなくアイコンも含めてサイズが変更されますが、システムのテキストサイズのみを変更したい場合は、こちらの方法を試してみてください。テキストサイズを変更するには、以下の手順で操作します。
- 「Windowsマーク」をクリックし、「設定」を選択します。
- 設定ウィンドウが開いたら、「簡単操作」をクリックします。
- 左ペインの「ディスプレイ」を選択します。
- 右ペインで、「文字を大きくする」のスライダーを右にドラッグします。
- サンプルテキストの文字が読みやすいと感じるサイズになったら「適用」をクリックします。適用をクリックすると、しばらく待った後にテキストサイズが変更されます。視認性に問題がなければウィンドウを閉じてください。
対処3: マウス操作で表示を拡大する
ブラウザなどの多くのアプリケーションでは、マウスのスクロール操作でウィンドウの表示サイズを変更することができます。そのため、特定のアプリケーションで文字が小さくて見にくい場合は、マウスのスクロール操作で文字を拡大してみてください。
マウス操作で文字を拡大するには、「Ctrl」キーを入力しながらマウスホイールを奥方向にスクロールします。逆にマウスホイールを手前方向にスクロールすると文字が縮小します。
ただし、アプリケーションによってはスクロール操作による拡大/縮小に対応していない場合があります。アプリケーションが対応していない場合は、別の方法を試してみてください。
MAC OS
対処1:Finderの文字を大きくする
- 適当なフォルダを開く。
- メニューバーの「表示」→「表示オプションを表示」をクリック。ショートカットキーの command ⌘+JでもOK。
- テキストサイズを変更して、デフォルトに設定する。
- ↑は、フォルダが「リスト表示」されている場合で、「アイコン表示」、「カラム表示の場合」は、設定画面が若干違いますが、やり方は同じです。(カラム表示の場合は「デフォルトとして使用」ボタンはありません)
対処2:アプリケーションの文字を大きくする
アプリレベルで文字を大きくしたい場合は、command ⌘++を押します。押した数だけ大きくなります。
逆に文字を小さいしたい時は、command ⌘+-を押します。
標準の大きさに戻すには、command ⌘+0を押します。
メモやブラウザ(Safari、Chrome、Firefox等)、Adobe系等は大体このショートカットキーで拡大縮小できますが、効かないアプリもあります。
対処3:サイズを調整する
- アップルメニューから「システム環境設定」を開く。
- ディスプレイを選択する。
- 「ディスプレイの設定...」を選択する。
- ディスプレイが複数ある場合は、ここでディスプレイの配置を変更できます。
- 「サイズを調整」をクリックし、サイズを変更する
- 通常は、「ディスプレイのデフォルト」にチェックが入っていますが、「サイズ調整」に切り替えると、ディスプレイ解像度を変更できるようになります。
- 「文字を拡大」 → 解像度が下がって、結果文字が大きくなる。
「スペースを拡大」 → 解像度が上がって、結果文字が小さくなる。
- マウスカーソルを当てると、具体的な解像度が表示されます。
- 右下の「完了」をクリックして、設定終了です。
他に何か不明点がございましたら、サポートセンター[email protected]まで連絡ください。引き続きよろしくお願いします。